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黒猫のみゃーこは、使い込まれたブラシを持っていた。思い出の品だというそのブラシについて、伏原さんと幽霊ちゃんは興味津々。そんな二人にみゃーこは「結構最近のお話」と断りを入れて、ブラシの思い出を語り出す。それは、みゃーこが伏原さんと出会うより少し前のこと。猫としても人としても居場所のなかったみゃーこに、初めて居場所ができたときのお話。
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